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自分の身体が「病い」によって占拠されていくとき、そしてそれが治療の対象となるとき、「私」が「私」であるとはどのような事態なのか。本書には、完全な治癒を期待することのできない病いを生きる人の、赤裸々な思いがあふれ出している。その中心にあるのは「怒り」の感情である。怒りが言葉を生み落とし、すべての言葉にそれが充填される。「私の外で」を読むということは、言葉に託された、しかし、言葉には尽くしがたいこの感情を受けとめることでもある。
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